竜爪園
竜爪園では、介護を通して優しさを育める人財を募集しております。

職員の声

看護師 吉田佳枝
2019年入職

特別養護老人ホーム竜爪園

看護師 吉田佳枝
yoshie yoshida
  • Q1

    この仕事をするきっかけは?

    看護師 吉田佳枝
    学生時代にやりたいことが見つからず、軽い気持ちで友人と看護学校を受験しました。勉強が進むにつれ、人の命や生活に寄り添いながら専門的な知識と技術で問題を解決していくことができる看護の面白さに気付き、卒業と同時に総合病院へ就職しました。
    いつの間にか定年退職する年齢に近づき地域包括ケアシステムのことを考えていたところ、地域包括支援センターで実習する機会があり、自宅に近い竜爪園が主催する認知症カフェに参加するようになりました。
    職員の温かさや地域での活動を行う姿を見ているうちに、自分の看護師としての経験を少しでも活かせたらと思うようになり今があります。
  • Q2

    仕事をしていてやりがいを感じる時はどんな時ですか?

    看護師 吉田佳枝
    病院では患者さんの回復や「ありがとう」の言葉がやりがい感になっていました。まだ転職して間もない今の職場ですが、「あなたがいてくれて良かった」と仲間から認めてもらえた時ではないかと思っています。
  • Q3

    いつも心掛けていることはありますか?

    看護師 吉田佳枝
    ①自分ひとりでは何もできないので、「挨拶」と「感謝」を大切にしています。 ②ポジティブに物事をとらえる「プラス思考」 ③身体とこころの健康のため良く歩くように努めています。
  • Q4

    今後目指したいことや夢はありますか?

    看護師 吉田佳枝
    セカンドキャリアとして今の施設に就職しました。仕事をしながら特別養護老人ホームでの看護師の役割について考えていきたいと思っています。そしていろいろなことに興味や関心を持ち続け、チャレンジしていきたいと思います。
Work flow
仕事の流れ
  • 看護師 吉田佳枝
  • 看護師 吉田佳枝
  • 看護師 吉田佳枝
  • 7:30~9:00
    出勤~医療処置
    早番出勤した看護師は、まず入所者様の情報収集を行い、対象者へ経管栄養・インスリン注射を行います。その後全フロアを巡視し、重症者や夜間に状態の変化があった方の観察と確認を行い、ケース記録に入力して介護・看護リーダーへ申し送りをしていきます。
  • 9:00~11:00
    担当フロアの看護
    1日に勤務する看護師の数は、従来型特養でリーダー1名と看護師3名、ユニット特養でリーダー1名と看護師1名の計6名です。職務分担表によりその日に担当するフロアを確認したら、看護室にあるパソコンでケア記録や処置の内容確認を行うとともに、早出担当看護師・看護リーダーと情報交換を行います。その後処置道具を用意の上、担当フロアに向かいます。フロアでは、入所者様へ声掛けをしながら状態の観察をしていきます。また各入所者様の排泄、座薬挿入などの排泄介助、食事摂取量、バイタルサイン測定、褥瘡処置、創傷処置、目薬投与などを随時行います。さらにショートステイの利用者様のバイタルサイン測定、内服薬の準備、その他の必要な処置を行っていきます。
  • 11:00~13:00
    経管栄養~食事介助
    経管栄養の準備、経鼻または胃ろうの栄養注入、吸引・口腔ケア等を随時実施し、必要に応じて介護職員へ喀痰吸引研修のための実地研修指導も行います。入所者の翌日の内服薬の準備も行います。誤薬を防止するため、薬は必ず複数の看護婦でダブルチェックします。また対象となる方にはインスリン注射を行います。フロアで入所者様の昼食介助を行いながら、嚥下機能が低下している方への支援と状態観察、服薬のお手伝いも行います。
  • 13:00~14:00
    昼食休憩
    職員食堂での昼食休憩は、緊張と忙しさから解放され束の間の憩いのひとときです。看護師はもちろん、他の様々な職種の方とコミュニケーションが取れる大切な時間でもあります。毎週火曜日と木曜日には外部の嘱託内科医師が回診に来園します。また月1回眼科医師の回診もありますので、その対応も看護師が行います。
  • 14:00~18:00
    フロアの看護~食事の援助
    入所者様の排泄状況を確認し、必要に応じて下剤等を準備します。また点眼、創傷処置などの対応を行っていきます。経管栄養(経鼻・胃ろう)の準備および注入も行います。夕食の介助や援助を行いながら嚥下の観察を行うとともに、血糖値測定・インスリン注射・投薬なども行います。
  • 随時
    その他の業務
    入所者様が外部医療機関へ受診する際には必要に応じて同行します。また施設内で急変された場合の処置や救急搬送の判断、病院への救急搬送同行も行います。ターミナルケア(看取り)の対応、酸素療法、膀胱留置カテーテルの管理、人工肛門(ストマ)の管理も随時行います。夜間は看護師がいなくなりますが、オンコール当番を設け、交代で電話及び来園により必要な対応や処置を行っています。入所者様の健康管理として、月1回の体重測定、年1回の胸部レントゲン撮影・採血とデータのチェックを行います。また職員の健康診断結果の管理と腰痛予防に関するチェック、夜勤業務職員の年1回の採血等も看護師が担当します。特別養護老人ホームの看護師は、「入所者様にできるだけ苦痛なく過ごしていただき、穏やかな老後を支援する」という役割を担っています。医師が常駐していないため、私たち看護師には知識や経験からの判断力やアセスメント力、緊急時や困った時に考え、瞬時に動く実践力が必要とされます。施設の中で、「困った時に頼りにされる存在となること」こそが看護師にとってのやりがいだと思っています。