竜爪園

SDGs宣言

天心会・竜爪園の掲げた目標
国連が定めたSDGsの17の目標の中から、12のゴールを選び、取り組み目標を策定しました。
天心会・竜爪園の目標は、施設の設備と人材を最大限に利用して、福祉サービスを提供しながら、地域住民や関係機関と連携し、地域と利用者と職員が幸せになれるような事業運営と支援活動を継続することで、地域に信頼され、無くてはならない存在と思っていただき、持続的な地域福祉の実現に貢献することです。
  • 法人としての2030年のあるべき姿
    社会福祉法人として地域に信頼され、無くてはならない存在となり持続的な地域福祉の実現に貢献する。
  • 法人としての狙い・特徴的な活動
    法人の持つ施設と人材を最大限に活用し、福祉サービスの提供と住民や関係機関との連携を図りながら、地域、職員、利用者が幸せになれるような事業運営と支援活動を行っている。
Activity content
具体的な活動内容
  • 専任のコミュニティソーシャルワーカーが、フードバンクと連携して生活困窮家庭児童の食事提供を週2回実施しています。

    地域包括支援センター圏域内において、経済的理由等から食事の確保が難しい方に、公的支援サービス開始までの最長3日間、緊急配食サービスとして施設厨房手作りのお弁当を無償で提供しています。

  • 施設の直営厨房で手作りされた栄養バランスの取れた食事を、入所者・利用者と希望する職員に提供しています。

  • 一般社団法人・学生ボランティアと連携し、周辺学区の小中学校で不登校となっている生徒への相談援助を週1回実施しています。

    施設入所者と職員の健康診断・インフルエンザ予防接種・新型コロナウイルスワクチン接種を無償で行っています。

    職員のストレスチェックのため、スマートフォン等で簡単に入力でき、その場で結果がわかるとともに、必要に応じて医師の診断が受けられるシステムを導入しています。

    職員に対し、外部の臨床心理士によるメンタルヘルス研修会を年に1回実施しています。

    すべての職員に毎年1回腰痛アンケートを実施し、必要に応じて嘱託医のアドバイスが受けられる体制を整えています。

    医師により腰痛ベルト・コルセット・サポーター等が処方された職員に対して、その半額を補助する制度と、処方前にそれらの用具を1ヶ月間無償で貸与する制度があります。

    体調不良の解消やリフレッシュに活用できるよう、採用日初日より有給休暇を付与しています。

    ペットボトルキャップを回収し、発展途上国のワクチン支援に協力しています。

  • 一般社団法人・学生ボランティアと連携し、生活困窮家庭の子供たちの居場所づくりと学習支援活動により、家庭的なふれあいと学習の機会を提供しています。

    地域の小中高校での授業において、施設見学の受入れやコミュニティソーシャルワーカーによる出前講座等を行い、福祉教育に協力しています。

    特養介護職員が必ず参加できる勉強会を毎月実施し、スキルの向上を支援しています。

    介護福祉士国家資格取得を支援するため、介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修の費用を全額法人が立替え、資格取得後勤続3年で返済不要とする制度を設けています。

    市内外の大学・専門学校・短大から、社会福祉士・介護福祉士・看護師・歯科衛生士・栄養士の施設実習を積極的に受け入れています。

    新卒採用職員に対して、4月1日の辞令交付式に続き、3日間の座学と9日間の現場体験実習を実施し、理念とルールの確認・法人各事業と施設職員としての心構えの理解を図っています。

  • 施設内の全照明をLEDに切り替え、消費電力の削減を図っています。

    空調設定温度を明示して適正な室温管理を職員に周知し、快適な生活空間の維持と無駄なエネルギーの削減に取り組んでいます。

    デマンドコントロールシステムにより電力負荷の制御を行い、不要な電力の削減を実施しています。

    太陽光パネルと蓄電池を施設に整備し、災害時の緊急電源確保と地球環境保護に貢献しています。

  • 地域で引きこもりとなっている若者に対して訪問や面談を行い、採用面接の準備や就労に関する相談援助を行っています。

    育児休業を取得した職員が復職しやすい雇用条件への調整を行い、ワークライフバランスの向上・離職率の抑制・働きやすい職場づくり・少子化への対策に取り組んでいます。

    一緒に働く仲間の良いところを褒めたり、感謝の気持ちを伝える「グッジョブ&サンクスカード」制度の実施と表彰を行い、チームワークの醸成と働きやすい職場づくりに取り組んでいます。

  • 障がい者生活介護事業所の利用者が製作したアクセサリーや小物等の展示販売を、地元のイベントや地域の店舗等にお願いしたり、施設の玄関ホールやSNSで紹介するなどして、利用者のやりがいづくりと生活の質の向上を支援しています。

  • デイサービス送迎車両を活用した青色防犯パトロール活動を実施しています。

    近隣の老人福祉センターへコミュニティソーシャルワーカー・社会福祉士・歯科衛生士が出向き、認知症サポーター養成講座や介護予防のための相談会を開催しています。

    デイサービスセンターの定休日を活用して月1回認知症カフェを開催し、来場者同士の歓談・健康体操・施設の専門職からのアドバイス・外部講師を招いての講演会等を実施して、地域住民の認知症や高齢者の介護予防についての理解促進と、認知症当事者やその家族の孤立防止等を図っています。

    地域の老人会へ施設職員が出向き、バイタルチェック・介護相談・介護保険制度の解説・健康体操・レクリエーションなどのメニューにより、健康維持や介護予防に協力しています。

  • 古紙と事務機器等のリサイクルを進めています。

    施設で備蓄している災害用食品は、消費期限切れ前に防災訓練や給食等で活用し、廃棄を無くすような工夫をしています。

  • 職員食堂とデイサービスセンターにウォーターサーバーを設置し、職員にはマイカップ・マイボトルの持参を呼びかけ、ペットボトル・紙コップ・ストロー・プラスチックスプーンやフォークを出さないような取り組みを行っています。

    施設内自動販売機のペットボトル飲料の割合を減らし、アルミ缶を増やすように変更しました。

  • 近隣農家が栽培した野菜を、市価より安い価格で職員・施設利用者家族・近隣住民に販売できるよう、施設玄関のスペースを週2日提供しています。

    法人内印刷物の裏紙使用・両面印刷の励行・ITを活用したペーパーレス化により、資源の無駄使い削減に取り組んでいます。

    竹粉と生ごみで作った肥料を使用して、特養やデイサービスセンターの家庭菜園で野菜を栽培しています。

    原料に木材を使用せず、製造過程でもほとんど水を使わない、石灰石を主な原料とする新素材LIMEX(ライメックス)で作られた名刺を使用しています。

    不要なFAXを印刷しないよう、事前に内容を確認できるシステムを導入しています。

  • 地域支援課の専任コミュニティソーシャルワーカー(CSW)2名が行政・外部団体・学校・地区社協・民生委員・町内会などの幅広い社会資源との連携強化を図っています。

    静岡市・社会福祉協議会・民間企業とのタイアップによるSDGs啓発イベントへ参加し、法人の取り組みについて周知を図っています。

    SDGsバッジとSDGsロゴの入った名刺を職員に配布し、家族・友人・知人・業務関係者等への周知を図っています。

    利用者送迎車両や訪問車輛の後部に、法人で製作したSDGsロゴの入ったステッカーを貼り、地域への周知を図っています。

Actual efforts
実際の取り組みをご紹介
  • 児童の居場所づくりと学習支援

    児童の居場所づくりと学習支援
    一般社団法人とボランティアの大学生と連携し、自宅での居場所が無かったり学習の機会を持てない子供たちの「生活支援」と「学習支援」活動を週に2回行っています。
    法人が地域の戸建て住宅を借り上げ、それらの活動場所として提供しています。また集まった子供たちと学生ボランティアへ、夕食の無償提供も行っています。
  • 緊急配食サービスの実施

    緊急配食サービスの実施
    地域において経済的な理由等から食事の確保が難しい方に、公的支援サービス開始までの最長3日間、「緊急配食サービス」として、施設の厨房手作りのお弁当を無償で提供しています。
  • グッジョブ&サンクスカード制度

    グッジョブ&サンクスカード制度
    「グッジョブ&サンクスカード」は、一緒に働く仲間の良いところを褒めたり、普段の感謝の気持ちを伝えることができる制度です。
    3ヶ月に一度、一番たくさんカードを提出した部署と職員、一番たくさんカードの対象になった職員の3部門で表彰を行っています。働きやすい職場づくりや職員のやりがいづくりに繋げています。
  • 認知症カフェの開催

    認知症カフェの開催
    デイサービスセンターの定休日を活用して月1回「認知症カフェ」を開催し、来場者同士の歓談・健康体操・施設の専門職からのアドバイス・外部講師を招いての講演会など、認知症や高齢者の介護予防についての理解促進、認知症当事者やその家族の孤立防止等を図っています。
  • 手作り有機肥料の活用

    手作り有機肥料の活用
    竹粉と生ゴミで作った有機肥料を使用して、デイサービスセンターや障がい者生活介護事業所などの家庭菜園で野菜を栽培しています。
  • 小・中・高校福祉教育への協力

    小・中・高校福祉教育への協力
    地域の小中学校の授業の一環として、施設を利用する高齢者と触れ合う機会を提供し、福祉教育に協力しています。