竜爪園

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カテゴリなし 2011.09.29

「敬老会」と「金色夜叉」

 去る9月15日、「平成23年度 竜爪園敬老祝賀会」が開催されました。

 昨年までは「従来型特養」と「ユニット型特養」合同で行なっていましたが、会場の収容人数に対して参加人数が多く、エアコンが効かなくなってしまうくらいの満席になります。そこで今年は、「従来型特養」と「ユニット型特養」が二つの会場に分かれて開催することとなりました。

 祝賀会も、従来型特養では「金色夜叉」と「マジックショー」、ユニット型特養では「ハワイアンダンス」と「合唱」の出し物を披露することとなりました。しかし蓋を開けてみると「金色夜叉」の出来が予想以上に良く、急きょユニット型特養の祝賀会でも披露される事になりました。

こちらおなじみの1コマです。

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今回、貫一を演じるのは『総務の長倉さん』。そしてお宮役は『看護師の深沢さん』。お宮の演技は色気たっぷりで文句なし。貫一の男らしい"骨太"の演技も現代では新鮮に映ります。そして、今回の公演で、入園者の中から多数の『長倉ファン』が生まれました。いくつになっても色男が良いんですね。keirou-1.JPG

「冨山氏」の登場で会場のボルテージは一気にアップ!あまりの名演技ぶりに、思わず貫一もふき出してしまう・・・。富山役を演じた『望月氏』は、講演が終了した数日間、すっかり「富山気取り」の日々が続いた。

keirou-2.JPGのサムネール画像
 

 こちら美男、美女で構成された「マジック列車」。この後『アシスタント兼"自称"手品師』が紐を引っ張ると、縛ってあった紐が「スルリ」と抜けるはずだったが・・・。アレアレ、なかなか抜けない紐に、かたずを呑んで見守る観客と、あせりを隠す『アシスタント兼"自称"手品師』との時間が過ぎた。 

手品をしめくくるマジックコンビ『タダシ鈴木とインターネッツU』。

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上の二枚の写真の違いがお分かりになるだろうか?一瞬でスーツの中に着ていたネクタイとシャツがなくなってしまうマジック。体を張った二人の演技だったが、驚きの声を上げる観客(ほとんどがお年寄りだが)は多くなかった。「この二人、懲りずに来年も同じマジックを披露するのでは?」と思う人は逆に多そうだ。